汚い、汚れるからこそ男の子は昆虫(生き物)を飼育したらいい理由




どうもこんばんは。カブトムシ・クワガタ母です。ご無沙汰しております。

先日、以下の記事をアップしました。

その続きになります。

虫は汚い、土が飛び散るし、匂いがある、と嫌がっているお母さんはいませんか?
まして子どもが世話をすると余計に汚れる。。。

「虫の飼育禁止---!!」
と怒りたくなりのも無理はないです。

が、が、汚いからこそ、匂いがあるからこそ子ども(特に男の子)は生き物の世話をするのは大事だと思うのです。
だって、生き物って本来キレイなだけではないですよね。

そう、将来親になったとき、赤ちゃんの世話をするときにこそ、その真価を発揮するのです。

生き物はキレイなだけではない。

もう、その通りです。
テレビなどでみる赤ちゃんのお世話をするシーンは本当に美しいですね。
白いふわふわのベッドにかわいいパステルカラーのベビー服に身を包んだかわいい赤ちゃん。
お肌はプルプル。

まだ歩かない赤ちゃんとの生活はゆったりとした時間だろうと想像していました。
きっと私だけではないですよね。
自分が出産するまで赤ちゃんなんてほとんどみたことがありませんでした。

もちろん友人や従妹の赤ちゃんをみたことはありますが、文字どおり「見る」というレベルです。
日常的に赤ん坊の世話というものを肌で実感することなく、私は出産しました。

最初にびっくりしたのは、おむつです。
今は便利な紙おむつー、と楽勝だと思っていたのに大誤算!
おむつからもれるうんち、なぜかおむつ替えの最中に排泄される。。。
こうなると布団まで被害がいく。念のためバスタオルを敷いていても狙ったかのように敷いていない場所を汚す。

世のお父さん方の中には、おしっこはいいけどうんちのおむつは勘弁という方も少なくないようです。
日中、オムツの世話もしていないし、たまにだと抵抗あるのでしょうか。。。
多くの場合、お母さんは出産と同時にお世話がフルコースで始まるのでうんちがどうのこうのと言ってられないのでしょう。

友人で夫婦で育休を取得している家庭があります。
出産直後は、うんちのオムツ替えを夫婦で押し付けあっていたそうです。
男と女の差ではなく、やはり慣れが重要なんでしょう。

話は逸れましたが、うんちに抵抗のあるお父さんの特徴として、西原理恵子さんがおもしろいことをおっしゃっていました。
「子供の頃、生き物の世話をしていなかったんじゃないか」と。
お徳用毎日かあさん(1+2巻) [ 西原理恵子 ]

知り合いに男子三兄弟の家庭があるのですが、子どもたちは動物園がきらいだそうです。
理由は・・・くさいからです。
完全に慣れてないからなのでしょう。

生き物を知るためには本当は犬や猫など哺乳類の世話をするのがいいのだろうけど、昆虫だって十分です。
よごれることを分かれば十分なんです。

生き物はまったなし

これも本当にそうです。忙しくても、時間がなくても水や日々の食事をしてやらないといけない。
快適な生活を提供してやるためには飼育グッズも色々必要。

これって一言でいうと、相手のペースに合わせるということです。
昆虫の場合、そこまでではないけど、やはりしなければならないことも少なからずあります。

子育てって、マイペースの対極にあることだと、私は出産のときに教えられました。
どちらかというとマイペースはポジティブな言葉として使われることも多いけど、子育て中はそれは無理。

友達との約束やゲームや習い事、宿題があっても、やはりカブトムシにゼリーをあげたり、霧吹きしたりしなければいけない。
しかも暇なときにまとめてするわけにもいかない。
あくまでカブトムシの都合に合わせた飼育をしてあげなければいけない。

別に全ての時間をカブトムシに捧げる必要なんてないのです。
自分の時間のほんの少しをカブトムシに使う、それで十分なのだから子どもだってできるはずです。
ほとんどのこどもが自分だけのために生きているなか、ほんの少し他の生き物のために自分の時間を使うって、こどもにとって素敵な経験じゃないですかね。

まとめ

汚くて、そしてマイペースを崩す。
全て子育てに通じることです。

現代っ子たちが親になるころはますます父親の育児参加も当然となる時代になるでしょう。
だからこそ、子ども(特に男の子)に生き物を飼育させることで、「準備」させてやってもいいんではないのでしょうか。

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