東京都練馬区産ヒラタクワガタWF1産卵セット投入!・母メス死亡。。。

2020年2月12日




昨日、2020年2月11日(火)のことです。
ついに東京都練馬区産ヒラタクワガタWF1を産卵セットへ投入しました!

我が家のヒラタクワガタは、昨年5月に東京都練馬区の某公園で野外採集してきたメスから産まれました。
こうして虫のことを書き綴っている私ですが、実は人生初のヒラタクワガタ採集でした。
初と言うか、ヒラタは唯一これしか採集したことありませんw
とっても思い入れの深い個体です。一生忘れないでしょう。

採集後の産卵~幼虫~羽化までは本ブログの「ヒラタクワガタ」タブから是非ご覧ください。
フセツの欠けた越冬個体だったので心配しましたが、すんなりと産卵してくれましたよ。

そのメスは現在冬眠中です。また今年も産ませられるかな?追々、挑戦していきます!
(2/15追記: 残念ながら亡くなっていました。。。本記事一番下に追記しています)




産卵セットを組む個体はこちら!

今回産卵セットを組むのは、採集してきたメスではなくて、その仔たちになります。
ヒラタは羽化が早くって、もはや成虫として活動している個体もおります。
羽化済みの中でも最大個体のオスとメスです!
(実はまだ羽化したてのオスがあと3頭いますが、測定前なので現時点での最大個体となります)

既に掘り出しているオスは3頭います。

まだ活動開始していない個体もいますが、最大個体のオスが活動開始し、エサを食べるようになってきました。

また、メスのほうも何頭かエサの食いも良くなってきています。
最大個体のオスにはやはり最大個体のメス!ということで以下の記事で32.6mmを記録したメスを同居させようと思います。

心配なのは、エサを食べているからと言って交尾できる状態なのか?ということです。
クワガタは成熟していないと、成虫であっても交尾しません。

ヒラタクワガタはいつ成熟するのか?

調べてみたところ、一説には羽化後3-6か月で成熟、ペアリング可能、となっています。
だいたい11月末くらいから羽化が始まっています。
早いもので2か月半程度経ったということになります。
羽化したヒラタ成虫たちはリビングの温かい場所に置いています。
羽化後に冬眠しているよりは成熟が進んでいるものと思われます。

1週間ペアリング期間として置いておけば、ちょうど良いくらいかな?という目論見でございます。
そんな都合良く行くかは分かりませんがw
答えは1か月後には出ているでしょう!

産卵セットをつくります!

ヒラタクワガタはマット産みの種とされています。
オオクワガタはマットだけでは産まず、産卵木もしくは菌床を入れないと産卵しません。
それに比べると、産卵セット作りも楽ですよね。

ただし、自然界ではマットには産みません。
飼育環境では固めたマットを木と勘違いしているだけなので、マットはガチガチに詰める必要があります

さらに、我が家ではより自然環境に近づけるため、余った産卵木を入れています。
この仔たちの親もそうやって産みました

産卵木の切れ端などを入れています

ちなみに使用ケースは今回はダイソーの500円ケースです。
ダイソーの米びつで良いのですが、最近は中国からの輸入が止まっているのかあまり売ってないですね。。。

小さな産卵木を入れつつ、握って固まるけれど水が滴らないレベル、に加水したきのこマットを詰めて行きます!

あとは、この上にリサイクル転倒防止材(過去の産卵木の残骸)を置いて、ヒラタクワガタ夫婦を入れました~!

さてさて、WF1個体たちはしっかり産んでくれるでしょうか?
頑張ってくれ~~~!!!

2/15追記: 母メス死亡

本日、冬眠から起こそうと冬眠セットを暴いてみました。
エサ皿の下にいたのでつかんでみたら。。。
亡くなっていました。。。

2019年5月にフセツ欠けた状態で採集して来ました。越冬個体だったんだと思います。
5月に我が家に来てからなんと足掛け6ヶ月に渡り、合計28頭もの幼虫を産んでくれました
さすがにもうひと冬は越せなかったということですね。

残してくれた仔たちをしっかり累代して行きます!我が家に来てくれて、たくさん産んでくれて、ありがとう!
こうして命は廻って行くのだなと思いました。

ヒラタクワガタ、続きはこちら!

このセットから産卵確認したのは4月29日でしたw