自作マット: バラした産卵木をミキサーで砕いてみた!

2020年3月21日




今日は2020年3月21日(土)でございます。
我が家でもオオクワガタの産卵が始まっていて、割った産卵木の残骸が出始めております。

さっさと割り出して、残った部分を再度産卵木として使う、という技もできるようになってきましたが、

それでも割りカスはどうしても出ちゃいますよね。




今日現在の割りカスはこちら!

能勢YGオオクワガタの産卵木丸々1本と半くらいの割りカスです。
他にも昨年の残りかすなど一部あります。
いつもは成虫の転倒防止材に使ったりしています
ですが転倒防止材を無限に増やすわけにもいかないですよね。
もう十分在庫あるし。

既にある程度、手で細かくしています

そこで、優しい妻からミキサー使用の許可を頂きましたので、ミキサーで砕いてマットを作ることにしました!!!

調理用のものを虫活に使えるかは家庭によるんだと思います。我が家はラッキーでした。
くれぐれも家族に無断で使用なされないように。。。家族の理解あっての虫活ですから。

ミキサーで砕く!ポイントは水!

さあ、早速マット作成して行きましょう!

まずはしっかり、水につけて柔らかくします。
まあ、適当で良いと思いますが、30分くらいつけておけば良いかと思います。

それを、ミキサーに詰めていきます!
ポイントは、ミキサーに水も入れること。
木だけ入れて隙間があると、ミキサーの刃が空回りして砕きません!

これだとダメです。水を入れないと空回りするだけ!
このように、たっぷり水を入れます!

うまくミキサーが回れば、このようにペースト状になります!

うまくできました~

なんか、おいしそうにできましたよw
ただ、もともと柔らかくするために加水して、さらにミキサーを回すために加水しています。
水分が多すぎて、このままでは使い物になりません。

そして干す!水分多すぎなので。。。

出来上がった水浸しマット思いっきり握って余計な水分を出した後に、干します!

これでしばらく放置すれば、マットのできあがり~

このマットの用途→今の季節のカブトムシ用に

用途としては、オオクワガタ産卵セットの埋め込みマットにも使えるでしょう。
我が家ではカブトムシ用マットに使用予定です。
カブトムシも、成長期はきちんと専用マットを使ったほうが良いと思います。
やはり専用マットは幼虫の成長に必要な添加物が入っています。

一方、今回のマットはただ単にホダ木を粉砕しただけです。カブトムシ幼虫に必要な栄養はあまりないですよね。育つは育つと思いますが。

が、例えば今のような季節。
我が家の環境では、あと1か月半くらいで蛹になります。
今からエサ食べて大きくなることもありませんので、別に栄養が豊富でなくても良いのかなと。
ということで、カブトムシ用マットにまぜて使おうかと思っております。

労力と値段で、どうかw 環境面は◎

ただこれ、今後も続けるかって言うとw
どうかな~

工程としては、
・産卵木をミキサーにかけられるよう、ある程度手で細かくする
・細かくした産卵木を加水して浸け置き
・ミキサーの準備、清掃

・産卵木をミキサーにかける
・できあがった産卵木ペーストを絞って余計な水分除去
・マットを干す
・しまう

となります。

ミキサーから干すまでで1時間もかかりませんが、
カブトムシ用マット、安いものは10リットル数百円で買えます。時給換算すると、まあまあですかねw
経済面からすると、そこまでお得ってほどでもないかな。

ただ、環境に優しいことは間違いない
産卵木の割りカス、そのまま廃棄するのは良心が痛みますよね。
そういう意味ではやって良かったと思います。
あとは、マットが不足!だけどすぐ買えない!って時にも良いですね。


次回もやるかどうかは、また次回考えますw

追記: 結局また作りました!続きはこちらからどうぞ!