温室なし!オオクワガタ能勢YG 産卵開始!激やせ能勢産幼虫も前蛹へ

2020年2月9日




このニュースは全国の温室がないブリーダーの皆様へ捧げたいと思います。
我が家は昆虫用の温室など持てない環境です。
普通はそういう環境で冬にクワガタに産卵させるなど至難の業です。

しかし、やりました!
ニジイロクワガタはパネルヒーターで産卵させましたが、オオクワガタ能勢YGは冷蔵庫の廃熱板の上で産卵開始したよっ!
温室なくても、工夫次第で冬場もブリード楽しめるもんです!冷蔵庫の上に虫を置かせてくれるという家族の理解も大事です。妻よ、ありがとう!




冬眠から起こしたのが1月11日、産卵木投入2月1日

冬眠から冷蔵庫の上に持ってきたのが1月11日でした。

湿度もないこの季節、そこそこ気密性高いケース(ダイソーの米びつ)ですが、温度だけ上げてもどうかな~と思っていました。が杞憂でしたね。
ふと、2月1日に見たら、けっこうエサの消費が良かったんですよ。
でもって、エサ皿の下にオスメス仲良く隠れている状態。こうなっていると、そういうこと。
これはもう、交尾済だな!ってことで、急遽オスを抜いて産卵木を投入しました。オスを抜く時、心が痛みますw

2月8日: 産卵木をかじっているぞ!

これが現在のケースの様子。分かりますかね?
手前のほうに産卵木が入っています。
削りカスが出てます。

横から見ると、側面もかじった跡がありますね。細かい木くずが側面に出ています。
カビも見えますw

産卵時期にあまり余計な刺激を与えてはいけないし、コバエがすごいってこともありフタは開けずに撮影しました。
削るけど産まない、という場合ももちろんあります。しかしブリード2年目の私の経験と勘はこれは産卵だと言っています。このサインがあるから産卵、って言えるように今年はよく観察して知識を深めるぞ!

この能勢YG、初めて我が家で羽化させた個体なので血統の割に小さいです。70mmと45mmですから。しかし血統は良いので次世代は期待できるはず!たくさん産んでもらいます!

激やせした能勢産オス幼虫も前蛹化!

そして、能勢産(YGではなく、単なる能勢産)オオクワガタ幼虫も、我が家バージョンの温室で飼っておりました。
12月末に、能勢産オオクワガタ幼虫を激やせさせてしまったという話を書きましたが。。。

今日、久しぶりに様子を見てみたら、前蛹になっていました

激やせさせてしまった後、少しはエサを食べれたかなと思います。
果たしてどれほどの大きさになっているでしょうか!?
期待して羽化を待ちたいと思います!

他の能勢産幼虫たちもそろそろ前蛹になってくるかな?楽しみです!

2/15追記!能勢YGガンガン産んでます!

本日2/15、エサ交換のため様子を見ました!
ガンガンに削ってますね。

あと1週間このままにして、来週新しい産卵木に替えようと思います~!

追記: 能勢YG、続きの記事はさらにもう1セット産卵セットを作ったよ、という話です。

追記2: 続きとなります産卵木交換の様子はこちらです!