激やせ能勢産オオクワガタ、残りの個体 菌糸ビン交換!




皆様、明けましておめでとうございます!
本日は2020年1月1日(水)、ついに2020年の幕開けです!

本年も変わらず、面白おかしく、親子での採集・飼育の出来事を書いていきます。
何卒よろしくお願い申し上げます!

2020年一発目の虫活はこちら↓の話の続きです。




激やせの理由は。。。

2本目で激やせ個体が出てしまった、無血統の能勢産オオクワガタ。(能勢YGではありません)

理由は、菌糸ビンが合わなかった、単に2本目の菌糸ビン作りが失敗した、のどちらか、もしくは両方と思います。

1本目と2本目で違う種類の菌糸ビンを使った、ってのもあるのですが、いま思うと劣化も早かったです。
雑菌が入ってしまった、とか菌糸がうまく再生しなかった、という理由もあるのでしょう。

前回↑の記事で、 12月24日これから菌糸ブロック崩して新たなボトル作りますって書きました。
もう失敗できないので反省を活かし、今回は1本目と同じ種類の菌糸ビンに戻しました。
さらに、いつも以上に入念に道具・ボトルを洗って、極力雑菌が入らないようにしました。
当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前にできないとダメですね。
ビン詰めされたものを買えば雑菌のリスクは下がりますが、我が家は低コストで飼育を楽しむことがモットーなので、菌糸ブロックを今後もうまく使って行きたいです。価格が全然違いますから。

で、下の写真の通り、うまく菌糸も再生してきました!
本当はもうちょっと待ちたいけれど、幼虫たちがもう限界。
もうこれで行きます!

この2本を交換して行きます!

交換するべきボトルはこの通り、真っ黒です。。。
本当に幼虫ちゃんたちには負担をかけてしまいました。

前回もこういう状態の幼虫いましたが、菌糸ビンの表面まで出てきている個体もいます。

前蛹になるため暴れているかと思いましたが、他個体の引っ越し後の様子を見ると、幼虫がエサを求めて暴れている状態のようでした。
本当に申し訳ないことをしました。。。やっぱり前回より痩せているかなあ。。。

1本目!

真上の写真の8/31割り出し個体から交換します。
リンクにある割り出し写真を見ると、当時のこんな小さな1齢がここまで大きくなるんですよね。生命の不思議です。
11/16の菌糸交換時には18.5gでした。
体重減っていたとしても最小限であってほしい。。。という期待をしながら測定!

17.8g!

17.8gでした。体重減は1g以内には収まっていました。

激やせ状態にはなっていなかったので、まあ良しとしましょう。

新居へお引越しです

2本目!

こちらのボトルには7/2という日付。
この日に割り出しはしていないので、その前の6/22割り出し個体を菌糸ビンに投入した日と思われます。
7/2にヒラタクワガタを菌糸ビンに投入しているので、同時に能勢産オオクワガタも移したようです)

てな感じで、実は我が家の飼育記録はこのブログが頼りですw
ブログは皆様に読んで頂いて嬉しい、ってのもありますが、自分の記録としても良いですね。

9/7には14.9gの個体でした。
同時期の菌糸は比較的状態も良かったので、この菌糸ビンだと体重増えているはず、なんです。

で、どうなったかと言うと、

19.8g!

5gの増となりました~

この体重なら、70mmに届くかもしれません。
無血統で70mm行けば御の字でしょう。
前回もそうでしたが、この9月に使った菌糸は良かったようですね。
きちんと大きくなってくれた。
11月の菌糸がダメでしたね。。。

こちらも新居へ

約20gありますので、先ほどの17.8gより太い感じしますよね。

さらに大きくなれよ~!!!

前回の激やせ個体たちの現状

さて前回の激やせ個体はどうなったでしょうか!?

10日経ちましたが、全然暴れもありません。
心地よい環境を作ってあげられたようです。
あれだけ暴れていた仔たちが嘘みたいです。
やっぱダメな菌糸ビンは躊躇せず、すぐ変えないとダメですね。

1月1日の様子

その前、12/21に菌糸ビン交換した、唯一の体重増個体はこんな感じです。

投入後にちょっと、うろうろしました。
その跡も菌糸が再生してきていますので、今は落ち着いているようです。

つまり、学んだことは、迷ったら交換

暴れが蛹化前なのか、菌糸が合ってないのか、私にはまだ見極めが難しいですが、迷ったら交換、ですね。
今回の能勢産の場合、蛹化前ではなく菌糸が合っておらず、新しい家を探していたということのようです。

今日、ビンを替えた個体たちも落ち着いてくれると良いですが!

あとは、菌糸ビン自分で詰めるならご利用は計画的に!不測の事態に備えて予備をきちんと持つ!ですね。