初心者でも!親子で!カブトムシ・クワガタ採集@関東・首都圏【2019年 保存版】【成虫採集編】

2019年6月23日




初心者親子へお伝えする、カブトムシ・クワガタ 成虫 採集講座です!

カブトムシ・クワガタは買ってくるもの。。。
自然でのカブトムシ採集を子供に経験させてあげたいけど、地方に行かないと無理だよね。。。
と思っているあなた!

そんなことは全くありませんよ!

そりゃあ、池袋駅前で見つけてください、と言われても無理ですが、池袋から電車でほんの10分なり行ったところで、誰でも入れる公園で採れるんですよ!
これが新宿でも渋谷でも品川でも、埼玉の雄・浦和でも、神奈川の首都・横浜からでも同じです。結構、関東、首都圏の公園って侮れません。
本ブログで採集報告している場所(採集記の場所)は特定できないようにはしていますが、すべてそのような場所です。

バナナトラップなど紹介している記事もありますが、私は不要だと思います。
以下でお伝えするコツをつかめば、簡単に採れますよ!

この記事、ブックマークして何度も読み返してくださいね!

採れるシーズンに行く!7月~8月半ばがピーク!

真冬に行っても幼虫しか採れません。
成虫狙いなら7月半ば~8月半ばがベストシーズンです。6月も9月もいないわけではありません。

クワガタだけなら、実は5月半ばくらいから採ろうと思えば採れます。

採れる場所・採集報告がある場所に行く

当たり前ですが、カブトムシ・クワガタがいない場所に行っても仕方ありません。いる場所に行く、ことが最も大事!

・ネットで採集実績があるか調べる
ご自宅、ご実家の近くなど、行きたい、行ける公園では採集されているでしょうか?
検索してみてください。
例えば、「東京 カブトムシ 公園」で検索すると、たくさん出てきますよね。

・子供ネットワークを活用する
ネットに出ているのは一部の有名な公園だけです。地元の公園は出ていないことも多いです。
子供の友達がどこかで採集していませんか?ママ友パパ友は採れる場所知っているのではないでしょうか?保育園、幼稚園の先生はどうでしょう?
「〇〇くんが、xx公園で捕まえたって!」というのは大きなヒントです!
また、我が家では幼稚園のベテラン先生に、カブトムシ・クワガタではないですがザリガニ釣りのポイント教えてもらいました。先生に聞くのはタダですから、ダメもとでどうでしょう?

・雑木林がある公園に行く
検索しても近所の公園がひっかからない、子供ネットワークからも情報がない、場合は雑木林がある公園を目指してください。
グーグルアースとか、グーグルストリートビューで雑木林あるかどうか確認できます。

こちら、実際に我が家がカブトムシを捕まえた、さいたま市内の公園のグーグルアース写真です。(地名隠しています)
この公園、ネットでは採集報告はほぼ出ていないマイナー産地です。
木が生い茂っていて、なんかいそうな雰囲気ですよね!

クヌギ・コナラなどの広葉樹を探す!

公園着きましたら、どんな木でも良いわけではありません。
カブトムシ・クワガタは広葉樹にしか住みません。
松などの針葉樹にはいません!

初心者の方はとにかくクヌギとコナラだけ覚えれば十分です。
どちらもゴツゴツした表面の、どんぐりの木です。
ツルツルの木ではありません。
結構、この写真のように、木の種類が書いてある公園も多いですね。

クヌギです。長細い葉っぱです。葉っぱが特徴的なので覚えやすいと思います。
クヌギの葉です。細長いです。
コナラです。クヌギよりちょっと樹皮は白っぽいですかね。
コナラの葉です。いわゆる葉っぱの形ですね。
コナラに集まるクワガタたち@東京都練馬区
クヌギに集まるクワガタ、カブトムシ、スズメバチ@さいたま市桜区

幹だけ見ていると、松などの針葉樹もゴツゴツしていてクヌギっぽく見えてしまいますのでお気をつけください。
針葉樹ではいくら探してもカブトムシ、クワガタは見つかりません!




樹液が出ている木を探す!

カブトムシ、クワガタは何を食べて生きているでしょうか?
最近の子供たちは「昆虫ゼリー」と答えてしまうようですが、違います!
樹液です。
夏の間、クヌギやコナラから湧き出す樹液がカブトムシ、クワガタの栄養源です。

余談ですが、子供の頃、スイカなど果物でカブトムシ飼っていたことありませんか?
カブトムシ、クワガタは果物も食べるので、果樹園では実は害虫扱いです。
殺虫剤をまかれて駆除されちゃうのです。。。

樹液は酸っぱいにおいがします。
見える範囲の反対側で樹液が出ていたりするので、においで見つけることがよくあります。
私の場合は目と鼻で半々くらいかな。
見えないけどにおう!ときは絶対どこかで樹液が出ているので探してみてください。

樹液の周りに、カブトムシ、クワガタ、いないでしょうか?

樹液を吸うカブトムシとコクワガタ@さいたま市桜区

樹洞を覗いてみる、根元を軽く掘ってみる
けど自然破壊は絶対NG

基本的にカブトムシ・クワガタは夜行性です。
昼間に出ていることもありますが、隠れていることも多いです。

樹洞があったら、樹皮のめくれがあったら、携帯電話のライトなどでも良いので、照らして覗いてみてください。
根元の枯葉をどかせてみてください。

ここで絶対注意してほしいのは、洞や樹皮めくれは絶対に破壊しないこと!
その時はクワガタ採れるかもしれませんが、明日からその木では採れなくなってしまいます。
根元の葉っぱもどかしたら、元に戻してください。
木が枯れてしまったら元も子もありません。
あなたのお子さんがお孫さんと昆虫採集できるよう、自然を守りながら楽しみましょう。

樹液木の近くの木も確認!

隣の木にいることもよくあります。
隣の木の根元、洞、木と木の間、確認です。

この写真、ピントあっていなくてすみませんが、某公園で樹液木からはちょっと離れていましたが、木と木の隙間にカブトムシのオスが隠れていました。ちょど子供の目の高さにあって、親が通り過ぎた後に子供が見つけました。

日暮れに来てみよう!早朝に来てみよう!

樹液木の場所を覚えたら、夜や早朝に来てみてください。
昼間いないなら夜はいるかも!?昼もいたなら夜はもっといるかも!?
やっぱり夜行性の虫を捕まえるなら夜が良いんです!

ただ、公園の開園時間は要注意ですよ!
我が家でも一度、朝9時開園の公園に6時に着いてしまったことありました。。。
(上の写真のカブトムシ オス捕まえた公園でした)
全ての公園が24時間開いているわけではありません。
夜間早朝は開園時間、要確認です。

要は、正しい時期に正しい場所に行けば、採れるんです!

それが東京23区であっても同じです。
実は首都圏もまだまだ、自然はありますよ!

今年の夏はお子さんと一緒にカブトムシ、クワガタ採集、いかがでしょうか!
絶対に忘れられない思い出になりますよ!

参考記事: 子連れ採集のメリット

我が家の子連れ採集レポートはこちらです!順次追加して行きます!
我が家では子供は昆虫採集の戦力です!
2019年5月26日(日)コクワガタ
2019年6月16日(日)カブトムシ、コクワガタ
2019年7月5日~7日 オオクワガタなど (福島県南会津町)
1日目
2日目
2019年8月11日(日)カブトムシ、ノコギリクワガタ、コクワガタ (三芳町)
2019年8月11日(日)カブトムシ、コクワガタ(さいたま市)
2019年8月11日(日)コクワガタ(富士見市)
2019年8月15日(木)カブトムシ、コクワガタ(さいたま市)
2019年8月下旬 オオクワガタなど(福島県南会津町 2回目)
1日目
2日目

蚊に注意!

たまに半そで半ズボンで採集している人を見かけますが。。。
いくら暑くても、長袖長ズボンがいいです!
カブトムシやクワガタがいる場所は蚊もたくさんいますよ!
本当に、冗談ではなく虫よけしないと大変なことになります。
逆に言うと、蚊にさされないようなところで採集してもなかなかカブトムシ、クワガタは採れません。

我が家では以下のアイテムを活用しています。
例としてご紹介します。

虫よけスプレー: メンターム 虫バイバイ(虫よけスプレー)(200mL)【虫バイバイ】
虫よけティッシュ: スキンベープ 虫よけティシュ ハローキティ ピーチアプリコットの香り(20枚入)【スキンベープ】
携帯蚊取り線香: 金鳥ミニ吊り下げ式 かとり線香皿 S(1コ入)【金鳥の渦巻き】
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とくに蚊取り線香は効果てきめんでした!試した日のレポートはこちら
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